インバウンド市場はさらに成長！2017年度訪日外客数は2869万人！！

日本政府観光局（JNTO）が2017年の1年間に日本を訪れた訪日外国人の人数（訪日外客数：推計値）を発表しました。2017 年の訪日外客数は前年比19.3%増の2,869万1千人で、JNTOが統計を取り始めた1964年以降、最多となりました。この増加要因をJNTOは以下のように分析しています。

航空路線の拡充やクルーズ船寄港数の増加、査証要件の緩和に加え、これまでの継続的な訪
日旅行プロモーションなど、様々な要因が訪日外客数の増加を後押ししたと考えられる。

もう１つの気になる指標「消費額」はどうなったでしょうか？観光庁の速報によると、

～訪日外国人旅行消費額は前年比17.8%増の4兆4,161億円
　5年連続で過去最高額を更新、初めて4兆円を突破 ～

ということで、こちらの方も成長を続けているようです。なお、この「4兆円」という数字は、以前政府が2020年度の目標値に掲げていた数字です。

出典：観光庁「平成29年年間値（速報）及び平成29年10-12月期の調査結果（速報）」

このように、インバウンドは人数・消費額ともに成長し続けています。自動外貨両替機の市場意義は今後もますます高まってきそうです。